出版業界の裏側と社会(社交)不安障害や発達障害、うつ病等の精神医療に対する当事者目線の対策とAI
このブログにたどり着いた人は、どうやってみつけたのでしょうか?
私の著書やTwitterなどのSNSを見たからか、検索サイトのアルゴリズムで引っかかった等なのでしょうか?
これから書く文章の内容を、大手ネットメディアで肩書のある精神科医が書いたということになればアクセス数も多く、肩書から信じる人も多いのだと思います。
簡単に自己紹介をすると、2023年時点、東京生まれ東京育ち、東京在住の30代男性です。小学生の頃に社会(社交)不安障害という精神疾患を発症し、
中学校は不登校なども経験しながら、普通科の高校に進学し、闘病しながら専修大学経済学部を卒業しました。
卒業後は、アルバイトやメーカー、商社などの民間企業で勤務していました。
正社員で入社した1社目が、自治体や国立大学、国の事業などの入札案件や大手民間企業との取引なども行う、時間外労働時間が100時間を超え、残業代もろくにでないブラック企業でうつ病も併発、職を転々としていました。
転職回数も多く、ブランクもあり30歳をすぎてからは、病状もきつく、
精神障害者保健福祉手帳を取得して、民間企業の障害者雇用で人事部で働いていました。
障害者雇用の闇も見てしまい、このままだとまずいと思い、本を執筆して、
2017年出版社の選考に通り、著書「ぼくは社会不安障害」を商業出版しました。
ここまでで、文字が多い、長いと思う方は基本的に、文章を読むことが苦痛や苦手だという方が多いと思うで、自分で有益な情報を探して下さい。本やこの後に伝えたいことを書いています。
商業出版とは?という方に説明すると、出版社が製作費用を出してくれて、流通や在庫管理をしてくれます。
著者と出版社との力関係や出版社にもよりますが、契約にもとづく印税が支払われます。
ちなみに、私の場合は無名の一般人なので、出版社の力のほうが圧倒的に強いので、タイトルや表紙デザイン、内容も、私の元の提案や原稿からは変更や削らないと出版できないということもあり、広く流通させるためにはしかたないと思ったので、
本の内容は、元の原稿からはかなり重要な部分が削られていますが、読んでくれた方の参考になるように、なんとか交渉を重ねて出版した本です。
Amazonレビューや他のレビューサイトや把握しきれていない、感想記事やSNSなどでは、勝手に内容を要約されたり、色々批判的なことやネガティブなことを書いている人もいますが、これは私の個人的なケースですと書いていますし、あの内容で暗いとか重いと思うなら、実際の私の状況を具体的に書いたら、はっきりいってもっと重いし暗いし、この人よく生きているなと思うくらいだと思います。
要約されても、重要な部分が削られたりするので、要約記事やブログだけで読んだ気にならないでほしいというのが書いた私の想いです。
勇気をもらった。読んでよかったなどの感想は、書いてよかったと思います。
2017年の発売の本なのでデータは多少古いですが、現在も全国の自治体や大学や学校の図書館で借りられたり、中古でも売れているので、悩んでいる人が多い、情報がほしいと推測されます。
これも知らない人がいますが、図書館で借りられたり、中古で売れても、私には1円も入りません。電子書籍や文庫本の新品もありますが、よほど大量に売れない限り、契約上、1円も入りません。しかも、私にはどの程度売れているか全くわかりません。
違法サイトなどで全文載っているサイトもあるかもしれません。
ちなみに出版業界は本も売れないので、斜陽産業です。
様々な電子書籍サイトでも配信されていますが、電子書籍業界では、
漫画を読む人が多いですが、活字だけの本は読書離れ影響でますます衰退しています。
一部の有名作家などはファンが多いので残っていますが。
元々、社会(社交)不安障害を含む不安障害やうつ病等の精神疾患の患者は多数いましたが、近年の経済状況の悪化、コロナなどで、患者が若年層から大人まで増えているようです。
また、メディアで発達障害や精神疾患を取り上げるのはいいのですが、過剰な報道や、ビジネス的な番組やメディア、市場原理によるものもあり、生きづらさとの共感性も高く、自分も発達障害や不安障害やうつ、適応障害などの精神疾患なのではと思い、
開業している、心療内科やメンタルクリニック、精神科、もしく病院や大学病院の精神科を受診していたり、そういった精神疾患などには偏見などもあるので受信をためらう方もいる現状があるようです。
私の長年の経験で、色々な精神科医やカウンセラー、専門家などをみてきました。
精神疾患や発達障害は身体の病気と違い検査で、血液のこの値が高い。レントゲンやCTでこの部分が問題ありという明確な基準があるわけでもないので、問診や心理検査等で診断が決まることが日本では多いです。
心ある精神科医やカウンセラーや心理士などの専門家もいますが、いい加減な診断や誤診、誤った薬の投与の問題などが、多々あります。
精神疾患や発達障害についてネットで調べると、様々なクリニックや病院やカウンセラー、怪しげなセミナーや民間療法のホームページにたどり着くことが多いです。おそらく検索対策をしているのでしょう。
ホームページには立派なことが書いてあっても、実際にそのクリニックやカウンセラー、セミナー等にいってみると、対応がひどかった、高額な費用を要求された。全然イメージと違ったという話もよく聞きます。
困った人をビジネスにして金儲けに走る人もいるので注意したほうがいいと思います。
また、行政や福祉が助けてくれるでしょ?と思っているかもしれませんが、自治体にもよりますが、東京ではそんなに甘くないというのが私の実感です。障害年金も審査が厳しいし、最終手段の生活保護も担当の自治体のケースワーカーなどによります。もちろんいいケースワーカーなどもいます。
住居となるアパートなどの物件なども、私は生活保護をうけてないのでわかりませんが、転院した大きな病院の主治医にきくと、物件の空き状況や不動産屋、大家さんしだいらしいです。
自分や家族などが、精神疾患や発達障害かもと思ったらどうしたらいいか、長年の経験から考える、私の個人的な見解を書きたいと思います。
精神疾患や発達障害のような身体症状が現れる身体の病気も多数存在します。まずは大きな病院で身体に病気がないか、経済力との相談ですが精密検査をうけたほうがいいと思います。そこで、精神疾患だと思っていたのが、身体の病気でしたとわかるケースもあります。
身体の問題がない場合は、精神科医に診察してもらうことになるかと思いますが、正直その精神科医が、どの程度知識があって適切な治療をしてくれるかは、素人にはわかりません。
相性などの問題もあります。これはカウンセラーや心理士も同じです。
自分で通える範囲にある、精神科医がいる病院やクリニックで、これも経済面との相談ですが、3か所くらい初診をうけてみたほうがいいと思います。
医者や病院によってまったく診断や対応、治療方針が違うということがわかると思います。
もうすでに通っている精神科医の病院やクリニックで全然よくならないという方は、セカンドオピニオンを受けてみるというのも必要かもしれません。
ご存じない方は、調べてほしいのですが、自立支援医療制度というものがあり、収入や自治体によっては、治療費の補助がでます。
文章でわかりにくいからYoutubeなどで調べるという方もいますが、ネット情報はアクセス数稼ぎで広告収入目当ての、なんのエビデンスもない情報が多数です。
中には有益な情報もあります。
これは本にも言えることです。
有名医師や有名専門家の書いた本も、本人が書いていないでゴーストライターや編集まかせ、名前だけ貸すようなケースもたくさん行われています。これは他の業種の本にも言えることです。
自分が商業出版をして、それは、はっきりとわかりました。
僕の本の情報も、うのみにしないで下さい。最新の研究で日々状況は変わっていますし、制度や法律は厚生労働省や役所や国会、地方議会などで決まりますし、自治体によっても違います。
ハンセン病や優生保護法など過去の歴史や、30年前の医療からすると、なんでこんなことが行われていたのだと、思うようなことが今現在では解決していることもあります。
AIや人口知能の発達で研究スピードの進化はものすごいです。一般公開されている程度であのくらいだと研究機関ではもっとすごいことが行われているでしょう。
この先、今では考えられないような発見や治療方法の開発される未来もそんなに遠くはないかもしれません。これは様々な病気に限らず、色々な問題を抱える分野においてです。
ただ、AIも問題があり、アメリカなどではAIで作成された小説や映画の脚本、映像作品、音楽などもできていて、現地のクリエイターなどは著作権や仕事を奪われるという問題などもあり、
AIでの作品制作に反対している著名な作家や俳優、脚本家団体や有名ミュージシャンもいます。ただ、AIは開発、公開されてしまったので、いくら規制しても止められないでしょう。AIを使ったフェイク動画や詐欺、プロパガンダも懸念されており、著名な技術者なども反対していたりします。
アメリカのAIが日本に入ってきて日本でも様々な開発がされていますが、日本では今のところAIを規制する動きはあまりありません。
日本でもAIを使って作られた、動画やネット記事などが大量にあふれています。
これからの時代は、思考停止しないで、ネットだけでなく自分の目で確かめる。これが一番だと、医療に限らずどんなことでも大切だと思います。
病気などで苦しむみなさんが救われ、天下泰平の世の中がくることを願っています。
本や映画をAmazonレビューで見るか判断するのはどうなのか
気になった、本や映画を見るか迷った時、みなさんはどうしますか?
Googleや検索サイトで調べる。SNSで調べる。Youtubeで調べる。
友人や知り合い、家族などにきいてみる。
僕が思いつくのはこんな感じです。
他にも色々あるでしょう。
みなさんが、どんな検索サイトを使っているかはわかりませんが、
タイトルで検索すると、公式ホームページが出てくるケースが多いです。
そして、やっかいなのは、Amazonの販売ページやAmazonプライムビデオが検索上位に出てくることです。
星1から5までで、平均4.0や2.5などと表示されて無意識に、
点数が低い作品は、見たり読むのをやめようかなと、判断してしまうこともあるのではないでしょうか?
Amazonのレビューは、業者が会社ぐるみでサクラレビューを書いているケースや、
評論家きどりの人が書いているケースが多々見られます。
僕は、本や映画など気になったものを、レビューなど気にせず点数が低くても、
直感でこれは気になると思ったら読んだり、見たりします。
人によって感性は違うので、小規模の作品や点数が低い、批判的なレビューが目立つものでも、ものすごい心に響くものもありますし、有名な大規模な作品でも全く心に響かないものもあります。
せっかくの本や映画などの作品との出会いを、Amazonレビューや点数で判断するのはもったいないと思ってしまいます。
僕の好きな映画は色々ありますが、タイタニックは好きな作品です。
歴代興行収入ランキングにも残っていますし、見た方も多いと思います。
名前は聞いたことはあるけれど、見たことはないなあという方もいるかと思います。
タイタニックも、その方の感性によってはつまらない、心に響かないと感じる人もいるんです。
タイタニックをつまらないと思う人を、批判しているわけではありません。
だってそれはその人の感性ですから。
食事に例えれば、わかりやすいかもしれませんが、食の好みは本当に人それぞれだと思います。
映画や本も同じです。有名人がほめているからいい。
Amazonレビューが高いから自分の心に響くというものでもないと個人的に思います。
せっかくの作品との出会いのチャンスをAmazonレビューや点数で判断して、見ない、読まないというのはもったいないなあと思ってしまいました。
一般人が本を出版したら何か変化が起こるのか
自分の本を出したい人はいますか?
情報を発信したい。小説家に憧れているなど、本を出したい人は意外に多いと思います。
本の出版方法は大きくわけて2つあります。
①「自費出版」自分で本の製作費を払って出版する方法。
②「商業出版」出版社が本の製作費を出してくれて、著者に印税が支払われるタイプ。
ITの知識があれば電子書籍は簡単に出せますが、無名の人が自分で電子書籍を出しても多くの作品に埋もれて、まず読まれません。
自費出版は紙の本で出す場合はページ数やデザイン。部数にもよりますが、
数十万~数百万くらいお金がかかります。
僕は彩図社という出版社の選考に通り、2017年に
『ぼくは社会不安障害』という本を商業出版しました。
書籍の公式ホームページ
商業出版なので出版社が新聞広告も出してくれました。
僕は選考に通ったとはいえ無名の一般人です。
本を出す前は、少し期待を持っていました。
売れたら、メディアから取材とか受けるのかな?
講演依頼などの話がくるのかな?
ヒットして印税がたくさん入るのかな?
実際に出版して約2年が経ちましたが、そんなことは起きませんでした。
読書離れが進んでいて出版不況。無名の一般人の本はそんな簡単に売れません。
書店の中には、こんな風に目立つように置いてくれた店もありました。
アマゾンでもカテゴリー売れ筋ランキング最高4位。
ネットメディアにも取り上げられました。
ダ・ヴィンチニュースに取り上げられて、ヤフーニュース、LINEニュースなどで配信されました。
出身大学の専修大学に報告したら、
大学の公式ホームページにも掲載してくれました。
一見ここまでみるとすごいかな?
と思ったりもするかもしれないですが、
ベストセラーになるわけでもないので、特に何も起きませんでした。
場合によっては、無名の人でも運よくヒットすることもあるかもしれません。
ただ、音楽などと似ていて、いい曲だから売れるというわけでもなく、
出版社の規模、宣伝力などが重要なります。
有名人の本などは、大手出版社が発売と同時にテレビやネットメディアに取り上げられるように色々と動いてくれます。
無名の一般人にはそんなこともないので、自分のツイッターなどのSNSで宣伝するくらい。
そして発売から約2年経ちましたが今のところ特別なことは起きませんでした。
ただ、時々、本の感想をツイッターのダイレクトメッセージで送ってくれる読者の方がいるのがうれしいです。
こういう感想をダイレクトにもらうと書いてよかったなと思います。
今でもじわじわとは売れているみたいです。新品でなく中古が多いのですが。。
ちなみに中古で売れても印税は一円もはいりません。
全国の図書館などにも入っているところもあるので、借りて読んでくれる人もいるみたいです。
ネットニュースにもなったし、病気の啓発や精神科医療の問題など、そういった部分が社会に発信されたり、読者の人で勇気をもらえた人もいたようなので、
良かったと思います。
本を出して思ったことは、期限のない宝くじを買ったようなものだなという感じです。
もしかしたら、この先誰かの目に留まって映画化されるなんてことがあるかもしれない。
有名人が紹介してくれてヒットするなど。
これは宝くじみたいなものです。
ハリーポッターの作者のJKローリングさんは、長年の下積みがあり、最初はどこの出版社にも相手にされなかったようですが、出版社がみつかり、じわじわと売れ、映画化までされて、本は大ヒットです。
そんな奇跡みたいなことは起こらないだろうなと思っています。ほんと宝くじのようなもの。
もし著書を読んでみて、いいと思った方はSNSやブログなどで本を紹介して頂けると幸いです。
今は、違ったアプローチで2作目を出そうと執筆しています。
衰退していく出版業界。
でも、僕は新作でもう一度チャレンジしてみたいと思っています。
無名の一般人が「ぼくは社会不安障害」という本を商業出版した話
本を出してみたいなと思ったことがある人はいますか?
書くことが好きだから仕事にしたい。本がヒットして印税で儲けたい。
情報を発信したい。小説家にあこがれてなど、読書離れが進んでいても
本を出したい人は世間に山のようにいます。
ライターなども多いし、ブロガーなど文章を書く仕事をしている人も大勢います。
無名な人が出版社から商業出版で本を出すにはどうしたらいいのかなという人も多いと思います。(商業出版とは、出版社が本の製作費を出し、著者が印税をもらえるという皆さんがイメージしているような出版の形式です)
自費出版なら自分で本の製作費を出して出版。(費用がそれなりにかかります)
電子書籍ならITの知識があれば出版はできますが、
出版不況の時代では多くの本の中に埋もれてしまってほとんど売れないことが
大半です。
出版社から商業出版で紙の本を出すのはハードルが全く違います。
自分もその一人で本を出版社から商業出版したいと思っていて、
10万字ほどの原稿を書き上げました。
50社ぐらいの出版社に企画書と原稿を送ったけれど採用されたのは1社だけ。
基本的に出版社は小説の新人賞など以外では、大手は応募すら受け付けていません。
中小出版社もほぼ同様。
無名の人が内容のいい本を出しても著者の知名度がなければ、
販売部数が見込めないからです。
宣伝費用をかけられる出版社などは、色々宣伝がある場合もありますがレアケースです。
ブロガーの人で声がかかる人もいますが、固定の読者がいる人気ブロガーや
SNSのフォロワーが多いネット有名人やユーチューバーなどは、
出版社からオファーがくることもあるみたいです。
ただ、そういった有名人の本は本人が書いているケースは少なく、
ライターや編集者がゴーストライター的に書いていることが多いです。
昔ほど本が売れなくなってしまったので出版社も必死です。
応募をして反応のあった出版社は3社だけで、残りは不採用のメールがくるか、
送った原稿が不採用の定型文の紙と一緒に返送されてくるか
何の連絡もなしということもあたり前の世界です。
出版社には応募が多数なので、無名な人は基本的に相手にしません。
原稿もほぼ読まれません。
不採用になったある出版社の編集者には
「この原稿を有名人が書いているなら、会社としても売れる見込みがあると判断できるから出版の可能性が高いけれど、無名だと厳しいから無理です」
と言われてへこみました。
内容は悪くないということじゃないかと。。
ただ、1社だけ原稿を編集長が読んでくれ、出版社の会議を通過して採用になり
2017年の8月に彩図社という出版社から「ぼくは社会不安障害」という本を
出版することができました。
出版社の書籍情報公式ページ
発売後、いくつかの本屋に行ってみたら、置いてありました。
この光景は作者からするとうれしいです。
社会不安障害?何それという方はネットで検索すれば情報が出てきますが、
ネットの情報だけでは簡単に語れない非常にマズイ病気です。
だから、自分は当事者目線の本を出したいと思っていたのです。
今は病名が変更されて、社交不安障害、社交不安症と言われるメンタルの病気です。
この病気を発症している人が多いのです。
あがり症や対人恐怖症と似たような症状が表れることが特徴なのですが、
自分は小学生の頃に発症し、うつ病も併発したりなど波乱万丈な人生を送っています。
何がマズイかというと発症年齢は様々で、思春期などの学生時代に発症することが多いので、症状に悩んでいても性格の問題だと思い自分が社会不安障害だと認識できないケースが多く、
病状から学生生活や就職活動、仕事に支障が出てしまうんです。
ひどい場合は、学校に通えなくなる。就職活動で困る。
就職して仕事をしていても病状で適応が難しいなど患者にとってはとても辛い病気です。
社会に出てから発症する人もいます。
うつ病と同じくらい自殺率が高いという研究者もいます。
だから、自分は病気のことをネット情報や医師が書いた本だけではなく、患者目線の実体験で伝える必要があると思って、本を出したいと思ったわけです。
メンタルの病気なら心療内科やメンタルクリニック、精神科に行けば
精神科医が薬を出してくれて治るんでしょ?
カウンセリングとかは?
そういうメンタルの病気なら福祉制度が助けてくれるんでしょ?
と思っている人が多いようですが、現実はかなり違います。
そんな精神医療の問題や福祉の問題、ネットの情報ではそこまで多く語られていないことや、医師が書くよう内容とは大きく違った当事者目線の内容になっています。
また、病状が軽くなったエピソードや治療法なども書いています。
ちなみに出身大学の専修大学に本を出版したことを連絡したら、
内容を読んで大学の公式ホームページに載せてくれました。
こんな病気があります。治療法はこうです。
そんな内容の精神科医や医師が書いた本やネット情報はありますが、
現代医学では完全な治療方法は不明です。
軽度の場合は病状が良くなっている人もいますが、
テレビやネットのニュースでもメンタルヘルスのテーマを深く掘り下げた
報道もほぼないから、本で情報を発信したいと思ったんです。
メンタルの病気には偏見や差別も多く、他人事だという意識の人が多い社会ですから、そういう部分に関心を持つ人が少ないのは変わってほしいと思っています。
自分や自分の大切な人がメンタル的な病気を発症したらどうしますか?
そういうことはないと思うでしょうが、ガンなどと同様で誰でも発症する可能性があるのに、人は普段は意識しないもので、病気になってから困惑するんです。
その時に慌てても今の精神医療や福祉制度では困ることになると思います。
この本が多くの人に読まれて、社会不安障害の患者や他のメンタルの病気の患者の抱える問題や精神医療、福祉制度そして社会の偏見や差別意識がなくなるきっかけになればと思っています。
ネットで情報を調べるのが当たり前で読書離れが進んでいるけれど、他のジャンルの本や小説でも無名の人が書いている作品の内容がすごくいい場合も多いです。
なぜなら、出版業界の厳しい選考をくぐりぬけて出版になるレベルの内容を書いているから。
でも多くの無名の作家や物書きは印税なんてごくわずか。
今は印税だけで生活できる人は氷山の一角。
それなりの知名度のある作家やエッセイストなども、テレビ出演や講演、
セミナーなど他の仕事で稼いでます。
原稿を書く時間と労力を考えたら、
普通に仕事をしていた方がいいです。
自分も、仕事をやめても困らないような印税なんて入ってこないです。
映画などで映像化されるなど、奇跡でも起こらない限り本が広まることは、
なかなか難しいだろうなと思います。
病気を患っているので、人生もこの先どうなるかは、わかりません。
著書は本屋にもありますし、ネット通販や電子書籍でも販売されています。
興味を持った方は、
とりあえず『ぼくは社会不安障害』で検索して本を読んでみてくれると幸いです。
そしてSNSやブログなどで感想を発信して頂きたいです。
多くの人に本が読まれることを祈ります。